NSA(米国家安全保障局)の個人情報収集を内部告発した元CIA(米中央情報局)職員『エドワード・スノーデン』は、さすがに元CIAというだけあってセキュリティを非常に重要視しています。
そのような方々が使うSNSツールとは?

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、長いGW(ゴールデンウイーク)明けですので今日は軽い話題をお届けします。
日本においては圧倒的に『LINE』というSNSアプリを使っている方が多いとは思いますが、海外やセキュリティを重要視しなければいけない立場にある方などはこんなSNSアプリを使っているようです。
米国上院議員が使うSNS『Signal』
元CIA職員『エドワード・スノーデン』も高く評価し、米国上院議員も公式連絡ツールとして認められている『Signal(シグナル)』というSNSアプリがあります。
これ、『Open Whisper Systems』というところが開発しているオープンソースのメッセンジャーソフトで、すべての通信内容が『エンドツーエンドで暗号化』されることから非常にセキュリティ性の高いSNSアプリです。
この『Signal』で採用されている『エンドツーエンドの暗号化』は、運営者、管理者、サーバ所有者のいずれも会話内容を盗聴することはできない仕組みとなっています。
また、『Signal』の暗号化に使われている『プロトコル』はオープンソースのため、他のSNSアプリでも導入されています。
・WhatsApp:標準ですべての通信にSignalプロトコルを適用
・Facebook Messenger:一部の機能にのみSignalプロトコルを適用
・Skype:一部の機能にのみSignalプロトコルを適用
さて、日本はまだまだセキュリティに対する意識が低いように思いますが、あなたの会社はビジネスにおいて何を選択しますか?