昨日、『7payで早くも乗っ取り不正利用』という記事にて、開始からわずか3日目にして『不正利用』の報告が相次いだ問題に触れました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
昨日の投稿の文末で、「『セブンーイレブン』ともあろう大手企業が何故これほどまでにお粗末なミステイクを犯してしまったのかは謎である」ことを書きましたが、報道で流れる記者会見の内容を見る限りでは『単なるわかっていない方達』という印象しかありませんでした。
そんな彼らの『犯した罪』は彼らが想像している以上に大きな問題です。
7payはスマホ決済への信頼を損ねた
昨日に続き『個人向け』のような記事なってしまいますが、これは『事業者』にとっても他人事ではないような気もします。
さて、今回の『7pay』の『アカウント乗っ取り』、『不正利用』問題に関してですが、彼らは『モバイル決済(キャッシュレス)サービス』を行ってはいけないタイプの考え方に受け取れます。
それは『脆弱性は見つからなかった』という発言がすべてです。
『システム』や『セキュリティ』というものを知らない方々なのか、あのような仕様でそのようなことを繰り返し強調できるというのは非常に恐ろしい方々であるとしか言いようがないと思えます。
また、『クレジットカード会社に連絡を!』&『警察に被害届を出して!』の一点張りで『コールセンター』の対応にもがっかりし、もう『モバイル決済(キャッシュレス)サービス』を使いたくないという意見も出ています。
この問題、『7pay』だけの問題ではなくなりそうです。
『○○Pay』という『モバイル決済(キャッシュレス)サービス』全体に対する信頼を損ねてしまったような状況になってしまっています。
今後このような『大失態』が繰り返されないよう、『モバイル決済(キャッシュレス)サービス』に対する『ガイドライン』を設け、それをクリアしたものだけがリリースされるくらいにした方が良いのではないでしょうか。